融資上限枠設定6行が予定なし 銀行カードローン調査

金融庁は22日、過剰な貸し付けが問題になった銀行カードローンに関するメガバンク地方銀行などへの実態調査結果を発表した。

調査対象の108行のうち6行が融資上限枠の設定を予定していないことなどが明らかになり、金融庁は状況を注視するとしている。

今年2月末時点の状況で、融資上限枠を設けていない銀行は全体の約1割にあたる13行。うち6行は今後も予定していないという。

融資上限枠を設定している銀行のなかでも、他行からのカードローンの借り入れ状況を勘案していないケースも見受けられ、金融庁は「多重債務の発生を抑えるためにも、顧客の借入状況を把握する必要がある」としている。

金融庁はこのほか、融資した後に年収証明書を取得するなどの顧客の収入状況を継続して把握する動きが一部の銀行にとどまっているとしている。